名医とつながる!名医が伝えたい突然死を未然に防ぐ大切なサイン症例①、症例②、症例③、症例④
2020年02月04日たけしの家庭の医学、九死に一生の実話!
生死の分かれ道サインSP 心臓治療の名医:佐竹修太郎先生
近年急増中脳細胞を死滅させ突然死を起こす恐ろしい悩の病、その生死の別れ目を決定した症例です。
突然死をもたらす病にも生死を分ける四つの分岐点がありました。
分岐点①:血圧測定をやめた!
彼女に起きていた動悸は加齢や高血圧で心臓に異常な電気信号が動悸や不整脈を引き起こす心房細動と言われるよくある病が原因です。
多くの場合は、大事に至ることはなく、経過観察が大切です。
経過観察:血圧測定や診察など。
分岐点②動悸を感じない!
心臓治療の名医:佐竹修太郎先生に伺いました。
心房細動は最初は発作性心房細動として始まるんです。
これは突然起こって突然止まります。
結構気づくことが多いです。
ところがですね、発作を繰り返すうちにだんだん体が慣れて、変化に気づかなくなるんです。
この場合は、循環器内科に行くべきでしょう。
専門医に適切な治療を受けていれば突然死は回避出来たはずなのです。
分岐点③頻尿を年のせいにする!
慢性化してしまった心房細動により利尿を促す成分が分泌されるようになっていました。
泌尿器科を受診し動悸と頻尿を訴えていれば突然死を回避できる一つでした。
彼女は頻尿は年のセイと考えてしまいました。
この段階になると慢性的に起きている心房細動によって、巨大な血栓が作られ始めていたと思われます。
その血栓の大きさは直径3から4CM ミニトマト大です。
分岐点④目がぼやけても気にしない!
最終警告が送られていた!
目の違和感!
心臓の中に出来た血栓の一部が剥がれ、脳に到達し目の血管を詰まらせ目の違和感を引き起こしました。
この血栓は小さい物が多く、溶けて消失します。
この段階で病院にかかれば薬によって、血栓を溶かすことが可能でした。
彼女は助かった可能性があります。
残念ながら、最後の分岐点も間違った方向へ行ってしまいました。
巨大血栓が血流に乗って脳に到達し脳細胞を壊死させ彼女を死にいたらせました。
最後の症状として、目のボヤけ以外にも手のしびれ、脱力感、ろれつが回らないなどの症状があります。
まとめ
分岐点②の動悸を感じないというのは体が慣れて動悸を感じなくなっただけなんですね。
動悸を感じないというのは、むしろ大事なことで診察のサインですか。
心房細動で血栓ができるというのは勉強になりました。
動悸にはくれぐれもお気お付け下さい。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
スポンサーリンク